全国各地でご活躍中のインストラクター・シニアインストラクターの方々が、どのようにSPトランプを活用なさっているかをご紹介します!
SPトランプを知られたキッカケは?
キャリアコンサルタントとして活躍している友人からの勧めです。
時期的には、お世話になっていた研修会社を辞めて講師として独り立ちをした時です。
独りで仕事をするには、もっと自分自身のスキルの幅を広げたいと思って相談をしたところ、「SPトランプ」を紹介されました。
「自己分析」、「自己理解」という言葉が私にぴったりはまったのかも知れません。
心が動き、インターネットで検索をしたらSORAに出会ったというわけです。
SPトランプを学ぼうと思われた決め手は?
「I am」ではなく「I have」の考え方に共感したからです。初めての研修が衝撃的でした。
誰かに言われるのではなく、SPトランプを選ぶことで自分自身を分析できるとは思いもよらないことでした。
何よりも「自分の中には様々な性格の特徴があって、今はその中の一つが出ているんだ。私=その性格ではない」というのは目からうろこが落ちる思いでした。
ずっとSPトランプに関わっていきたいと思った瞬間です。
SPトランプを活用する前に抱えてあった課題や問題点は?
研修講師としての私の主な仕事は電話応対研修です。
SPトランプに出会う前は、「感じの良い電話応対」を推進していくことが課題でしが、反面、「感じの良い電話応対」はどこから生まれてくるのかという疑問が生じました。
「自分の応対に自信がない。ミスを起こしたくない」と言う、個々人の課題にどう対処するのかという大きな問題があったからです。
抱えてあった課題や問題点にSPトランプはどのように役立ちましたか?
研修の前段で「SPトランプ」を使いました。
研修にご参加くださった方が、ご自身で選ばれたトランプに記載されてあるSP(サブ パーソナリティ)のキャラクターと、ご自身が抱いていた性格の特徴をつなげられず最初は戸惑っていた方もいらっしゃいました。
しかし自己分析をしていく中で、「自分の応対のどこが気になるのか」、「ミスを起こしたくないのはなぜか」等を考え、「それをマイナスと考えるのではなく、プラスの方向に持っていくためには、どのSPが助けてくれるのか、そのSPを育てるためには、さらにどのSPがあればいいのか」等を、順を追って考えていく過程で、受講生がみるみるうちに生き生きとしてきました。
受講生が自分を認めた瞬間です!
その後は、マイナスの自分を払拭できたことから、「感じの良い電話応対」が、全体に 浸透していきました。
研修では、先にお話をした「I am」ではなく「I have」の考え方もお伝えをしているのですが、受講してくださった方の中には『今日の研修で1番の学びで、とっても気が楽になった』『周りの人に対して優しくなれるような気がした』といったお声もいただけました。
SPトランプを普段どのように活用なさっていますか?
ふと何かに迷った時に開いています。
また、研修でクライアントとお話する際に必ず持参をして、SPトランプを知っていただくようにしています。
SPトランプを知っていただく意図としては、まず私自身のことをご理解いただくうえで非常に役立っています。
普通に自己紹介をするよりもSPトランプを活用することで、私自身に非常に興味を持っていただけているということを実感しています。
どんなに言葉を尽くすよりも、実際に見ていただく方が効果的です。まさに「百聞は一見にしかず」ですね。
このようにSPトランプを活用することで、その効果や変化を実感しているからこそ普段使いをしているんだと思っています。
SPトランプをどのような方にオススメされたいですか?
あらゆる場面で、あらゆる方にお勧めできるツールですが、ごく最近の私の研修を通して、特に次の対象の方にお勧めしたいと考えています。
特に入社2年~3年目の社員の方にお勧めします。
その理由としては、仕事に少し慣れた時期に大きな壁にぶち当たります。職場の中の人間関係と、仕事のやり方についてです。
私自身も経験していますが、仕事については自分で解決することができても、人間関係は容易に解決することはできません。
特に自分のことで精一杯の時期は、「相手を認めること、受け入れること」は難しいものです。
SPトランプは、自己分析、自己理解を図ることで「ぶれない自分を実現するサポート」をしてくれます。
また同時に他者を理解するヒントをいっぱい教えてくれます。
その観点から、前に向かって進みつつ、悩みが深い入社2年~3年目の社員に是非お勧めしたいと考えます。
またまた「I am」ではなく「I have」のお話になってしまうのですが、他者を理解するヒントの部分のお話をさせていただくと、よく怒る先輩がいらっしゃったのですが、『なんでこんなに怒りっぽい性格なんだろうか……』と、SPトランプを知る以前の私であれば思っていたであろうことも、『その方が持っている怒りっぽい部分が今出ている出ているだけなんだ』といったふうに考えることができるようになり、一方的に嫌な人と思うことがなくなりました。
相手を理解することで、よりコミュニケーションの質が高まり、お互いが伝えたいことを相手の立場に立って理解しようとする心が生まれ、より仕事もやりやすくなって充実感も感じられるようになると考えています。
【取材後記】
藤田さんはSPトランプを使ったタイプで言うと、一人でコツコツやるよりも、みんなと一緒に仲良く何かをしたいダイヤタイプと、好奇心旺盛でチャレンジングな性格を持ち合わせたハートタイプで、研修講師をされているご職業柄か、近頃は目的意識の強いスペードも増えてきたと言うことでした。
お話しをさせていただく中で感じたことは、柔らかく包み込まれるような雰囲気と笑顔が素敵だなと感じていたのですが、ご自身が携わってこられた電話応対や研修の中で、声のトーンや態度に相手の気持ちが現れると言うことを特に感じられるようになり、最初は笑顔がない方でも自分が笑顔でいることで受け入れてもらえるようになり、やがて相手も笑顔になってくださるということをご実感されて、笑顔の大切さを知り実践されるようになったそうです。
SPトランプの普段使いも含めて、ご経験から実感されたことを実践したことによって成果をあげられていることほど、説得力のあることはないなと!感じたインタビューでした。
《藤田 順子さんプロフィール》
SPトランプ活用歴:7年
■資格
・電話応対技能検定指導者級
・Coco-iku(心育)シニアインストラクター
・Coco-iku(心育)メンタルヘルスインストラクター
・アンガーマネジメントファシリテーター
・アンガーマネージメント叱り方トレーナー
・アンガーマネジメントハラスメント防止アドバイザー
・NLPマスタープラクティショナー
・LABプロファイルプラクティショナー
総務・企画から営業まで、大手通信会社で培った経験を活かし、現在は人材育成の研修講師として活動をしています。
自らの経験から出た言葉は説得力があり、人と人とのコミュニケーションを大切にした、笑顔あふれる研修に定評を得ているところです。
研修のコンセプトは「感動を与える応対」です。
「なぜそうなるのか」を、いろいろな角度から考えることで、研修前と研修後の違いを感じ取れると、受講生から好評を得ています。
導入時にSPトランプを使用することで、緊張感がほぐれ、コミュニケーションがスムーズになるとたいへん喜ばれています。
私のライフスタイルは、いつも笑顔でいること、肩に力を入れず自然体でいることです。
タンゴが好きで仕事をしながらも、よく聴いています。
Comment On Facebook