全国各地でご活躍中のインストラクター・シニアインストラクターの方々が、どのようにSPトランプを活用なさっているかをご紹介します!
SPトランプを知られたキッカケは
会社のメンバーが毎月開催をしている勉強会でSPトランプの会があったので、『面白そうだなぁ』と思って参加したことがSPトランプを知ったキッカケです。
SPトランプを学ぼうと思われた決め手は
以前からNLPなどいくつかの心理学を学んでいました。
現在大手生命保険会社の営業教育部に勤めているのですが、38歳の時に営業職で入社をして40歳の時に営業所長になったものの最初の数年は鳴かず飛ばずの状態でした。
営業時代はそれなりに実績を上げていたもので、自分がやって成果を上げていたやり方やマインドを押し付けていたと気づき、チームメンバーの理解をすることが大事だと思うようになったことが、心理学を学ぼうと思うようになったキッカケです。
そんな中でSPトランプは、自己理解を行うにあたって手軽に楽しく、そして深く学べるものだと感じたから学んでみたいと思いました。
SPトランプを活用するに前に抱えていた課題や問題点はどのようなものがありましたか
営業マネージャーをしていましたが、メンタルブロックを抱えてしまっているメンバーの育成に課題を持っていました。
抱えていた課題や問題にSPトランプはどのように役立ちましたか
メンバーの理解が進むことで、それぞれが持つ課題に向き合い解決に向けて行動が進みました。
具体的には1to1ミーティングの際に、『自己理解を深めたり、自分の成長につながるキッカケになるかもしれない面白いツールがあるからやってみる?』とSPトランプを紹介してみました。
そうすると、手軽にできるというところから自分で自分の課題を見つけて、その課題に素直に向き合えたり、特にメンタルブロックを抱えている人の場合は、自己受容もしやすくなると感じました。
我々の世代だと、どうしてもパワーマネジメントになりがちな傾向があったのですが、そのような指導法は今の時代にはそぐわないので、『自分で課題や自分の持っている性格を気づかせる、行動の改善を促しやすくなる』という点では、SPトランプは最高のツールだと思います。
SPトランプをどのように普段は活用なさっていますか
主に社内で人材育成に活用しています。
チームメンバーがSPトランプで自己分析や他者理解を深めることで、お互いのタイプがどんな性質・傾向なのかを理解するための共通言語を持てるようになりました。
そのおかげで、お互いを受け入れ合うことでき、以前は対立軸の生まれやすい議論だった会話が、お互いの考えを理解しようとする対話になっていったことも、SPトランプを活用して生まれた大きな変化だと感じています。
我々の保険営業という仕事の特性上、契約数というわかりやすい指標で評価されるため、 成績が悪いメンバーはどうしても劣等感を持ちやすくなってしまいます。
しかしSPトランプを活用して現状の課題を自分で気づいてもらうことで、その課題を受け入れやすくなって行動の改善につながる傾向にあったので、支社長になった時にはまず所長にSPトランプで自己分析を深めてもらい、次には各メンバーにも使ってもらって自己分析とメンバーのタイプを理解してもらうようにして、みんなでお互いを知り、高め合えるようなチームづくりを進めていました。
SPトランプはどのような方にオススメをされたいですか
どのような方にでも活用していただけると思いますが、私は長く営業現場にいたので、対人折衝を必要とする仕事で課題を持っている人に効果が高いと感じています。
お客様というのは千差万別で、業績が上がらない時に自己受容・自己理解がの低い人は、どうしてもお客様のせいにしがちになってしまいます。
「人のせい・周りのせいにした時点で解決策がなくなる。自らを顧みて原因を自分に求めることで解決策が見つけられるようになる」と、営業所長や支社長時代によく伝えていました。
九州地方に支社長で赴任した時に、全国でもトップクラスの成績を何年も続けるほどのトップセールスの方がいたのですが、周りは平均かそれを下回る人が多かったので、その人たちは売れている社員から営業の心構えや営業方法について色々と厳しく言われると感じることもあり、なかなか言葉の本質を理解しようというマインドになっていない状況でした。
しかしSPトランプを活用することによって、『あの売れている人は目的達成志向の強いスペードタイプだから、言い方はきついかもしれないけれども言ってることは真っ当だよね』と、言葉の本質を理解しようという方に意識づけをすることができました。 私は営業に携わっていますが、人と協力をして仕事をする良好な対人関係の構築が必要な方にも、SPトランプは必ず役に立つと思います。
【取材後記】
リモートで取材をさせていただいたのですが、私の画面背景は漫画キングダムの一場面に対して、日暮さんは見えているだけでも200冊以上は収められれいる本棚が背景にあり、支社長という多くのスタッフを抱えるようなポジションを任されたことのある方は、日々たくさんの情報を仕入れてアップグレードされているんだろうな!と改めて感じることができました。
以前にSPトランプインストラクターの勉強会か交流会の際、記憶違いであれば申し訳ないのですけど、スタッフの方に向けて毎朝メールマガジンを10年ほど配信続けられていたと おっしゃっていたと記憶しているのですが、ご自身が預かるスタッフの方がより良い環境で業績を上がられることにさまざまな工夫をされてらっしゃると思える日暮さんに刺激を受け、私も周りに良い影響を与えられるように自己を顧みて、周りのヒト・モノ・コトの せいにせず、自身の目標達成のために日々の努力を惜しんではいけないと感じさせられる取材となりました!
日暮さん、お時間をいただきありがうございました!!
《日暮 宏一さんプロフィール》
◆SPトランプ歴18年
スペード7割、ハート2割、クローバー1割の能動的目的達成志向型
◆主な資格
・Coco-iku(心育)シニアインストラクター
・米国NLP公認マスタープラクティショナー
・ファイナンシャルプランナー(AFP)
・税理士科目合格(簿記論・財務諸表論)
・宅地建物取引士
・国際空手道連盟 極真会館 初段
1962年 神戸市生まれ
大学卒業後、地元神戸のビルメンテナンス会社で経理総務責任者、営業企画責任者などを歴任し15年勤務。
2001年1月 大手生命保険会社入社 ライフプランナー(営業職)を経験
2002年10月 関西地方の支社にて所長に就任
2019年4月 九州地方の支社にて支社長に就任
2022年4月より本社にて採用・教育業務に従事
現在までに様々な心理学を学び、SPトランプの活用と共に心理学の見地を活かして、部下の育成やコミュニケーションを円滑にして、成果があがりやすい環境づくりとチームビルディングに力を注いでいる。
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