全国各地でご活躍中のインストラクター・シニアインストラクターの方々が、どのようにSPトランプを活用なさっているかをご紹介します!
SPトランプを知られたキッカケは
株式会社SORAの社長でいらっしゃる角本紗緒理さんと初めてお会いしたランチ会の時に、SPト ランプで診断をしてもらったことがキッカケです。
そのランチの時に以下のようなやりとりをして、講座を受けることにしました。
「角本さんは、どんなお仕事をされているんですか」
『心理学を活用したコーチング的なことで、企業研修なども行っています』
「どんな心理学なんですか」
『5分で診断できて100%当たります。すぐできるのでやってみますか?』
と言われて、SPトランプを出されました。
5分でできて100%当たるってどんなものなのかな…と思って試してみたのですが、
『石黒さんってこんな感じの人ですよね』
と言われて、
「よく分かりますね」
といったところ、
『だから100%当たるて言ったじゃないですか』
とおっしゃいました。
「これもうチョット詳しく知りたいんですけど、本とかないんでしょうか」
とお尋ねしたら、
『本はないので私の講座を受けてください』
とお誘いをいただいたので、受講することに決めまし た。
SPトランプを学ぼうと思われた決め手は
以前は会社を数社、経営をしていたのですが、交通事故に遭い経営の一線を退くことになったのですが、その後コンサル系の仕事に従事をしていました。
コンサル系の仕事をするにあたって心理学を多少かじることになるのですが、分析はできてもその後の活用については決め手を欠いていた部分があり、SPトランプは良い意味で簡単でとっつきやすく、面白いアプローチができると感じたところが、さらに深く学びたいと思える決め手となりました。
SPトランプを活用するに前に抱えていた課題や問題点はどのようなものがありましたか
過去に会社を経営してきた中で、20年間ほど人材育成やビジネストレーニングに携わってきて、 自分なりに様々なタイプのデータベースを持っていたつもりでした。
しかし残念ながら、「こんなタイプの人だろう」と想定して接していても、外れることもありました。
人の思考の癖、行動の癖を理解するのには時間がかかるし、『人の事を理解してるようで理解できていないなぁ』と感じることも多々ありました。
抱えていた課題や問題にSPトランプはどのように役立ちましたか
これまで400人ほどをSPトランプを活用して他者理解も深めてきたのですが、簡単にその人のことを理解して、お互いのタイプを知ることで共通言語が生まれ、お互いの接し方が変わることでコミュニケーションがとても円滑になりました。
今まではで飲みに行ったりゴルフに行くなどして、お互いの理解と関係性を深めていっていましたが、SPトランプを活用すれば今までの経験や勘ではなく、自分でカードを選んでいるのでその人の持っている性格や性質は外れようがなく、そこまで時間をかけずにお互いの理解を深めることができるので、もっと早く知っていればもっとビジネスの効率化ができたと思います。
過去の事例として、結構知り合ってから長かった人で、普段の行動や会話からコツコツ真面目に積み重ねるのが得意なクローバータイプと思って接していたのですが、SPトランプをやってみてもらうと、アイデアが湧いて色んなことにチャレンジしたくなる真逆のハートタイプの人ということが判明し、「もしかして今まで色々面倒くさかった? 無理しなくていいんだよ」と声掛けした ところ、成績が急激に伸びたという方もいらっしゃいました。
SPトランプを活用することで、そのような改善が見受けられた事例は本当にたくさんございます。
SPトランプをどのように普段は活用なさっていますか
色んな方をタイプ別で診断しながら仕事のアドバイスや人間関係の改善の提案などを行っています。
私はバランス型で、『できないなら、やれるようなればいいじゃん』と思うタイプだったのですが、『できないことはできないという人もいるんだな』ということを、SPトランプを活用することで知ることができました。
私の奥さんはハートが7枚でダイヤが3枚なのですが、マイナスな面で言うとハートの多い方は 右脳タイプの方が多いため、左脳の働きが弱く、記憶の正確さを大切にする私のタイプと違って、ハート型の人は記憶も感覚的なので、SPトランプを活用する前は奥さんに、「それってこの間言ったよね」と伝えても『そんなの聞いてない』と言った会話になり、仲が悪いわけではないですがストレスを感じている部分でもありました。
しかしSPトランプを活用することで、ハートタイプの人って記憶も感覚的なんだと理解をすることで、以前のようなストレスを抱えることは無くなりました。
SPトランプはどのような方にオススメをされたいですか
特に中小企業の経営者と大きな会社の人事、採用の責任者の方、あとはコーチングや人に何かを教える仕事の方や、士業の方にもお勧めできるのではないかと思います。
上記のような方々は、やはり人と接してアドバイスをすることで望む成果を上げてもらわないといけない立場の方々だと思うので、SPトランプを活用して相手のことを理解し、相手にあった適切な伝え方をすることで、話し手の言葉を聞き手が受け入れやすくなると思います。
先日はあるドクターの方が、「SPトランプを活用することで患者さんのタイプを知ることができるから、どんな伝え方をすると正しく診察結果を受け入れてくださるかということに応用できますね」と、興味を持ってくださり「講座を受けてみたい」ともおっしゃってくださってました。
あとは親子関係を深めるのにも非常に適していると思います。
我が家は子どもが4人いて、娘が3人で息子が1人だから、私と息子だけで旅行に行くなど結構コミュニケーションは密にとっていました。
その子は私とは逆のバランス型で、ハートとスペードが各2枚で、ダイヤとクラブが各3枚のタイプでした。
そのことを知った上で、「今までお前が言ってたのってこういう意味」ってたずねると 『よく分かるね』と答えてくれて、息子のことを理解したお父さんになれたんだなと感じた次第でした。
あとはとある女性経営者の方が「娘のためにものすごく尽くしているのに、近頃娘とうまくいってない」と言って悩まれていたので、SPトランプでタイプ診断したところ、その方は思いやりが強く相手に尽くす傾向が強いダイヤタイプでした。
一方、後日娘さんとお会いした時に診断すると、その子は目的思考と達成意欲が強いスペードタイプと、全く真逆のタイプでした。
「スペードタイプは情よりも自分に対するメリットがあるかどうかで動く傾向があるので、娘さんにとってメリットのあることを伝えるようなコミュニケーションを取ってみられたら良いのでは」とお伝えしたところ、『毎月温泉旅行に一緒に行かない』と誘ってみたところ、今は非常に 仲良くされているそうです。
【取材後記】
過去に会社をいくつも経営なさってあったり、現在もコンサル的な立場で様々な方々と接していらっしゃるということと、ハートとスペードが各3枚で、ダイヤとクローバーが各2枚のバランス型でいらっしゃるからか、お話を伺っていると一歩引いた俯瞰した感じで、人や様々な物事に接して分析をされてらっしゃるんだろうなと感じました。
チョット引いた感じが、人によってはもしかしたら冷たいとか、なんか分析・観察されている感じがして、とっつきづらいと思われてらっしゃるかもしれないとも感じたのですが、でも経営者の方や判断・決断を迫られる立場の方にとっては、その方が気づいてらっしゃらないことを的確に指摘して、改善策をアドバイスしてくださる参謀として頼られてらっしゃるんだろうなとも感じました。
いつか直接お会いすることができたならば、ぜひ私にも色々とアドバイスをしていただきたいものです!!
《石黒 雅実さんプロフィール》
SPトランプ歴4年ほど
ハートとスペードが各3枚で、ダイヤとクローバーが各2枚のバランス型
1964年生まれ
静岡県出身
滋賀県在住
(株)Mworks
代表取締役社長
食品開発会社経営
文化服装学院デザイン科、ニット科卒
卒業後、スポーツアパレルメーカーのデザイナーを経て、27歳で独立
デザイン会社設立
29歳
インポートセレクトショップ会社設立
横浜、青山、軽井沢などに数店舗展開
イタリアフィレンツェにもオフィスを開設
日本とイタリア半々の生活
40代で大きな交通事故を経験し、会社を閉鎖
その後いくつかのコンサル系のビジネス経験
49歳でマレーシアのペナン島に移住
53歳で日本に帰国し、食品会社を山梨と横浜で展開
現在は滋賀県在住で原料の手配から飲食店展開、食品開発など健康系のビジネスを会社経営者として手掛けながら、SPトランプを活用した講座開催、人間関係改善のコーチングなどもしています。
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