全国各地でご活躍中のインストラクター・シニアインストラクターの方々が、どのようにSPトランプを活用なさっているかをご紹介します!
SPトランプを知られたキッカケは?
株式会社SORA様が実施予定だったSPトランプのプロモーションの一環で、とあるプラットフォーム向けにSPトランプを活用した研修設計のご依頼があり、その時に初めてSPトランプのことを知りました。
その動画でSPトランプのことを伝える側の人間として、SPトランプのことをキチンと知らなければと思い色々と調べる中で、研修会社でワークツールとして活用されており、弊社の研修やカウンセリング事業でも幅広い顧客やクライエントに活用できるツールだということも知りました。
SPトランプを学ぼうと思われた決め手は?
カウンセリング事業では、特に内定者(学生)や若手社員の方の事業所内における相談業務が多く、 内面の課題を取り上げる際に、自己表現がしづらい方にSPトランプが向いていると思い、学習を進めました。
SPトランプはSPを表す言葉と共にイラストがあることで、気軽に手軽に『自分らしさ』 を伝えることができ、複数の方が参加をされている研修では開示したカードをキッカケに、お互いのSPについて思っていることや感じることを伝えることで、深掘りができることも良い点だと感じました。
SPトランプを活用する前に抱えていた課題や問題点は?
SPトランプが作られた背景や、それぞれのSPのことなどをシッカリと正しく根本的に理論立てて理解したいと感じていました。
なので、最初はインストラクターの資格のみ取得をしていましたが、学習を進める上でツールの意図や学習の要素を研修する立場の方々に正しく理解して欲しいとも思い、シニアインストラクターの資格取得を目指しました。
トランプという手軽さやイラストが表現を助けてくれ、だれでも気軽に活用できるツールであるが故に、内面の課題やクライエントの真のニーズ、課題にどう向き合うか?など、シッカリとしたカウンセリング技法やノウハウが必要だと感じました。
抱えてあった課題や問題点にSPトランプはどのように役立ちましたか?
特に、内面に抱える課題はクライエント自身が気づかなかった点、或いは、見えないように塞ぐ点だったりすることが多く、その課題を別のSPがカバーしてくれ、心の成長を促してくれる点などをお伝えしています。
自分の弱さを見つめながら、どのように前進、成長していかれたいのか?など、じっくりとお話を聴くことができるのも特徴だと思われます。
SPトランプを普段どのように活用なさっていますか?
上記のように、事業所内のカウンセリング業務において、また、若手向けの研修ツールとして活用しています。 自己と仲間のタイプを理解し、また、他者を見極めたり課題を乗り越えるための手助けとして有効だと思われます。
誰かと一緒にやるからこそ新たな自分への問いが始まり、自己探索が深まって、一緒に研修をしている人たとちとの会話から、一人じゃできない自己探索ができることもSPトランプの大きな特徴だと思います。
SPトランプをどのような方にオススメされたいですか?
特に、自己の内面的課題をカウンセラーと共に見つめてみたい方には適していると思いま す。 また、変わりたい・変えたい自己と向き合う際にも、どのような自分のSPが働きかけていて、どのSPが助けとなれば、自己の主体性を育てていけるのかなど理解する場合にも有効です。
管理職やOJTトレーナーの方々は、部下育成の際、相手がどんなタイプでストレス傾向やこだわりポイントは何か?など理解をして業務指示をすることができるので、成長を促す際のガイドとなると思われます。
研修の中で苦手な方のタイプを選んでもらうことがあるのですが、『自分はこのSPを持つタイプが苦手だ』と、ただ苦手なタイプを認識してもらうだけではなく、そのSPのどんなところを苦手だと感じているのか、心がザワザワとしてしまうのかを深掘りし、そのSPと対立するのではなく、どのSPでどう対処をすることがその苦手意識を軽減するかなど、相手を変えるのではなく自分の行動改善を促すことにも、SPトランプは役立っていると思います。
【取材後記】
『正しく』や『シッカリ』という言葉が度々登場していたので、計画的で無駄がなく実行力があるスペードタイプの方らししいなぁ!と感じながらお話を伺っておりました。
お仕事柄、何かを伝える指導者の先生的な役割を担われてらっしゃるようなので、まず初めに、ご自身が本質を正しく理解しようとされる姿勢が強く感じられました。
その後に、何かを伝える指導者に物事の背景をシッカリと理解してもらい、理論的に正しく理解をしたうえで伝えてもらえるように丁寧に言葉を選びながら説明することで、そのことを伝える先にいる方々にも正しく理解をしていただけるよう、様々な工夫をされてるんだろうなとも取材を通して感じることができました。
SPトランプを活用した研修を重ねられることで知見も積み重なり、研修を受講されている方々に的確なアドバイスをされているんだろうと予想をしつつ、取材者の私も取材を重ねるごとにSPトランプの魅力や活用方法を改めて知ることができているので、改めてSPトランプを身近な人々に使っていただいて、身近にいる人たちへの理解をより深めたいという気持ちも強くなってきています!!
《田栗 万悠さんプロフィール》
SPトランプ歴:7年
■資格
・一般社団法人こころ育て協会認定 SPトランプシニアインストラクター
・教員免許 高校1種 英語
・Ara Institute of Canterbury ホスピタリティマネジメント NZ
・HRAI認定 SHRMクレデンシャル国際人事資格(Bilingual)
・国家資格キャリア資格コンサルタント(インストラクター)
・JCDA認定 CDAキャリア・ディベロップメント・アドバイザー
・ICCA認定 シニアキャリアスペシャリストTrainer
・Bandler認定 米国NLPマスタープラクティショナー
・精神・発達障害者就労支援士プロフェッショナル
・ポジティブ心理学協会認定 レジリエンスカウンセラー
■活動内容
・ホテルアカデミー客員教授として指導・講演
・全国法人向け階層別研修
・e-Learning制作・TV出演
・組織開発コンサルテーション
・企業内カウンセリング
・留学生向けカウンセリング
過去のネガティブカラーを塗り替え、未来と自分のViewビュー(実現したい)を描く“心に響く印象プロデュース”を信条に、株式会社MIPI&カンパニーを設立。
ダイバーシティ、ライフシフトやアンコンシャスバイアスを取り入れた人材総活躍キャリアデザイン、組織開発コンサルティング、ストレスマネジメントなどに着目をし、「魅せる力」と「感受性」との相関性に関心を持ち、高度な接客サービス、交渉・折衝における国際間を超えた顧客心理など、人間関係構築やビジネスシーンでの活かし方を伝えています。
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